日本庭園や寺の通路に置かれているシュロ縄を十文字にかけて結んだ石を、関守石(せきもりいし)と言います
石の置かれている先には入らないで下さいと客の出入りを遠慮してもらう為の仕切りの役割があり、歴史は古く、茶道を大成させた千利休の頃に生まれたとされています
みだりに立ち入ってはならない領域をつくるとき、日本では厚い壁やドアで仕切るのではなく、踏み入ろうと思えばいつでも入れるようなあいまいな物で空間の領域を分けることがしばしばあり、関守石もその一つです
この仕切りの装置は、むしろそれを見た人、一人ひとりの心のけじめを促す抽象的な暗示であり、空間の意味を了解し、態度を決めるための標識のようなものなのかもしれません
仕切るというよりは、むしろ空間をつなぎながら、物ではなくあくまで心のなかにけじめを根づかせようとする日本的なわびさびの精神を感じます
私たちは、再生ガラスとシュロ縄を使用し、関守ガラスを作りました
再生ガラスのサスティナビリティと、伝統的なクラフトを融合させたオブジェです
/ size W120φxH55(mm)
形状に個体差があります
詳細に関しましては「この商品について問い合わせる」よりお尋ねください
/ color
ガラス:blue gray
シュロ縄:オプション選択
/ ガラスのため、通常の関守石と比べ縄が滑りやすくなっております
動かす際は、必ず本体も持っていただきますようお願いいたします
/ 掲載写真は実商品のカラーにできるだけ近づけるように努力はしておりますが、パソコンの環境によって、写真と実物の色が違って見える場合がございますで、予めご了承ください
/ 注文後、約1ヶ月でのお届けです